子どもの言葉を育てる指導法~インリアル・アプローチ~

東浦和教室

こんにちは😊フォレストキッズさとむら東浦和教室です。

本日は「インリアル・アプローチ」についてのお話です。

先日職員が「インリアル・アプローチ」についての研修を受けました。

とてもいい内容だったので、お伝えしたいと思います。

インリアル・アプローチとは、米国コロラド大学で開発された言葉の指導方法の1つです。その特徴として、子どもとのコミュニケーションの中で、関わり方を見直すことで“伝えたい気持ち”を育て、その結果としてことばの力を育てようとする方法です。

大切なことは子どもの発する“言葉”だけでなく“伝えたい気持ち”を理解して反応することで、子どもの発達段階に合わせて様々なコミュニケーションの技法が使用されます。

まずはインリアル・アプローチにおける大人の基本姿勢についてお伝えします。

①子どもの様子を静かに見守る

子どもが何かやろうとしてるとき、大人の考えや意図を押し付けたりせずに、肯定的な雰囲気をつくり、子どもの様子を静かに見守りましょう。

②子どもの様子をよく観察する

子どもを静かに見守りながら、何をどのようにするのかをよく観察しましょう。

③子どもの様子を深く理解する

観察し感じたことから、子どもにどんな援助が必要か考えましょう。

④子どもの表現に耳を傾け、感じ取る

子どもの口から出てくる言葉だけではなく、表情や身振りなど子どもの表す様々なサインを感じ取るよう努力しましょう。

次回からは実際に子どもとのコミュニケーションに活かせる“7つの技法”についてお話します。