子どもの言葉を育てる指導法~インリアル・アプローチ~②

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こんにちは😊フォレストキッズさとむら東浦和教室です。
インリアル・アプローチについてのお話の続きです。
今回は日々のコミュニケーションの中で実際に使える、『言葉を引き出すテクニック7つ』についてのお話です。

①ミラリング…子どもの行動をそのまま真似する
例:子どもが片手を挙げたら、大人も片手を挙げる
子どもは自分がきっかけで大人が動いていることに気付き、自分を見てくれていることに喜びを感じます。その結果、“人から関わってもらうことは嬉しい”と言う気持ちを持つようになり、コミュニケーションを取りたいという意欲が育ちます。

②モニタリング…子どもの言葉をそのまま真似する
例:子どもが“あー”と声を出したら、大人も同じように“あー”と声を出す
ミラリングと同じで、“自分の声を聞いてくれているんだ”という事に喜びを感じ、その感情がコミュニケーション意欲を育てます。

③パラレルトーク…子どもの行動や気持ちを言語化する
例:子どもがパズルを完成させたとき、大人が「やったー!できた!」と言う
 :子どもがぐずったとき、大人が「眠かったね」「もっと遊びたかったね」と言う
子どもの“今伝えたい言葉”を読み取って大人が言葉にしてあげることで、子どもは気持ちや行動を伝える言葉を身に着けていきます。

④セルフトーク…自分(大人側)の行動や気持ちを言語化する
例:大人「バナナちょっきんするよー」(と言いながら子どものお皿のバナナを切る)
 :大人(叩かれたら)「ママ痛いな」
子どもと場面を共有することで、コミュニケーション意欲を育てます。大人が自分の行動や気持ちを言語化することで、行動や気持ちと言葉を一致させていく効果があります。

⑤リフレクティング…子どもの言い誤りを正しく言い直して聞かせる
例:子どもが「(ひ)こーき!」と言った時、「飛行機だね」と返す
間違ったことを指摘すると、子どもは否定されたと感じ、話したい気持ちが失われてしまうので気をつけましょう。

⑥エキスパンション…子どもの言葉を意味的、文法的に拡げて返す
例:子どもがぬいぐるみを抱いて「くまさん」と言ったときに「くまさんだっこだね」と返す
子どもが発した言葉の意味に合わせて、正しい言葉で不足した言葉を補って返すことで、子どもが新しい表現を身に着けます。

⑦モデリング…子どもが自分の伝えたいことを表現するための、適切な言葉のモデルを示す
例:子ども「ぼーし、いやいや」大人「帽子かぶるの嫌だね」
子どもの行動をただ見守るだけでなく、様々な言葉がけを子どもに合った文で行うことで言葉の理解につながります

言葉を引き出すアプローチ!などと聞くと、専門家がするもの!と思ってしまいますが、今回ご紹介したインリアル・アプローチは保護者の方が家庭の中で使ってもらえる言葉かけの方法です。もうすでに行っているものもたくさんあると思いますが、その意味や効果を知って、改めて意識して取り入れてみてください☆